二歳差育児クロオ


「何を残せるか」を考えながら楽しむ、子供たちとの暮らし

反省を込めて。二歳差育児は大変だけど、そんなのは当たり前のこと

      最終更新日 2015/02/20

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二歳差育児は大変だけど

昨晩は泣き止まない次男(ふー)と、眠いけど遊びたいとグズる長男(せー)に いろいろと限界が来てしまい、次男の方に当たってしまいました(情けない…)。

たった3か月の次男を怒鳴りつけ、さらに 軽いビンタ を食らわし、ビックリした次男の顔を見て我に返る ものの、さらに悲しそうに泣かれてしまい。。。

怒鳴ろうが、殴ろうが解決しないんですよね。
冷静になれば分かることなんです、問題は親の感情の方だ ということに。

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時間、体力、そして気持ちにも余裕のない子育て

二歳差の子育てに限った話ではありませんが、忙しさや疲れで大変なときは、気持ちにも余裕がありません。
そんなギリギリの状況で、次男のような生後間もない乳児が

  • 着替えを終えたその瞬間、大量にミルクを吐く
  • 苦労して寝かしつけたのに、置いた瞬間に起きて泣き出す
  • 体調は悪くないのに、とにかく泣き止まない

…という 嫌がらせかと思うような 苦労を強いてくると、正直 ストレスが爆発しそうになりますよね。

上手く行かないイライラ、どうしようもない怒り…この感情をどうしてくれようか、と先輩方の経験談を少し調べていたところ、いくつか参考になりそうなトピックを見つけたので紹介しようと思います。

1. 上の子を殴ってしまう母親

Yahoo知恵袋で、こんな相談を見つけました。

子供を殴ってしまいます。自分の感情が抑えられません。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1420999124

子供を殴ってしまうお母さんの相談ですが、殴ってしまうことを都度反省して苦しんでいる。分かっているけれど止められない、という内容です。

そして、投票で選ばれたベストアンサーはこれ。

この期に及んでも
まだあなたは自分の感情を優先してんですよね。
「辛い」とか「悲しい」とか
でも
「寝顔を見てると涙が出るほど愛しい」とか。
安いドラマの主人公じゃあるまいし、
その程度は当たり前なんです。
人間一人作ってる親としてあまりに甘すぎます。
(略)
辛いのはあなたじゃなくて子供の方なんですよ。勘違いしないでください。

どうでしょうか、この回答。
殴ることが躾かどうか、という話ではなく

育児が辛く大変なのは当たり前。親が子を愛しいのも当たり前。
それよりお前は、子供の感情を考えたことがあるのか?

という母親への問いです。

自分の感情を優先していないか

子育てのストレスが溜まっているとき、家事に追われつつ育児をしているとき、果たして子供の感情まで考えている余裕はあるでしょうか。(ぼくはありません…)

余裕がないからこそ、手を上げる前に「理不尽に殴ってはいないか」「本当に殴るほど悪いことをしたのか」を考えるように心がけても良いかもしれません。

少なくともうちの場合、長男も次男も 殴って躾けなければならないほどの悪いこと をしたことがありません。
それでも、2人の世話が上手く進まないときや、しつこくグズって困らせるときはイライラして殴りたくなったりするものです。

そのイライラに任せてしまうことが、自分の感情を優先することなんですね。

2. わずか3か月の赤ちゃんを殴ってしまう母親

次は2ちゃんねる・育児版にあった書き込みより。

3ヶ月の赤ちゃんの腕を何度も殴った。ストレスが重なると死んでもいいやってくらい乱暴に扱ってしまう。
http://kikonboti.com/archives/29285961.html

めまぐるしい育児のストレスがあれもこれもと重なって、我慢できずにグーで何度も殴ったという報告。
「赤ちゃんは何もわからないから仕方ない、わかってるけどムカついてしょうがない」
という一文が分かりすぎて心が痛い…。

ストレスの根元と矛先を考える

そんな書き込みに的確な先輩方のレスが。

子供産んだら大変なのは当たり前のこと。
子供を殴るくらいなら、壁でも殴ってれば?

まじで頼む。赤ちゃんなんだ、殴るな。
赤ちゃんだって吐きたくて吐いてるわけじゃない。
汚したくて服を汚してるんじゃない。

乱暴に扱うな。頼む。
赤ちゃんは何もわからないから仕方ない とわかっていてむかつくのは
単なるオマエのキャパの狭さなんだから
むかついた時は赤ちゃんではなくオマエ自身を殴れ。

やはり、大変なのは当たり前 というのが大前提。
そりゃそうですよね、歩けず喋れずご飯さえ与えなければ食べられない状態の人間を、1から育て上げなければいけないんですから。

文字通り 無垢で、悪気など微塵もない赤ちゃん ですが、吐いたり泣き止まなかったりで親を困らせてきます。
そんな赤ちゃんにイライラしてしまうのは、やはり時間や気持ちに余裕がないとき。

つまり ストレスの根元は、忙しさ・疲れなどで余裕のない親の感情 にあるのですね。

アドバイス通り、壁でも殴って(壁ドンとも言うかもね)ストレスを発散して、矛先は絶対に赤ちゃんに向けないようにしましょう。
 

まとめ

親のイライラ・育児のストレスなど、所詮親の都合。
子供は親の所有物ではなく、感情を持った人間ですから、たいてい理由があってイタズラや失敗をします。

行動の理由や子供の感情を無視し、さらには殴られた子供の気持ちを考えないままでは、ただ殴るだけの駄目育児 になってしまうなあと感じました。

子供ができるまでは、ずっと
「悪いことは悪い!」と殴って育てるぞ
と主張してきたのですが、自分の感情を優先して殴ることだけは避けようと思います。

 カテゴリ - 悩み事

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Comment

  1. みー より:

    私は虐待を受けて育ちました。両親揃って怒鳴り罵り、暴力などの肉体的精神的暴力の嵐でした。思春期から精神疾患を患っても他人事の親に心の傷を癒してもらうのを諦め、10年以上掛けて自力で克服しました。
    そんな私が妊娠して、虐待と思わないようにしていた過去が蘇り、親と同じ育児をしてしまう連鎖の恐怖から、育児を本や専門家のHPから学び親とは違う育児の知識を集める事に必死でした。産後は民間のカウンセリングも何度も受け、自分の過去を知り、向き合う事はかなり壮絶ですが、乗り越えた時、新たな違う自分になれました。人間は、親から教わったことが潜在意識にあるので、情報を増やす事で親と違う育児もできるようになったりします。それと、情報だけでは無く、ダメな自分を認める所からが第一歩です。 どうか、自分の子供だからと思わず、子供も1人の人間で、神様から預かった命と思うようにして欲しいと願います。自分の感情にのまれて子供をはけ口にしても、子供は親が大好きで絶対的な存在です。 逃げる事も、環境を選ぶ事も出来ないのが子供ですので、親としてそして大人として自分の我慢する事を学んで欲しいです。 私も完璧では無いですが、育児は子供に我慢する事を学べる時だと感じています。子供だから言いなりにはならないのが人間であり生き物ですので、子供さんに愛情を出来る限り伝えて欲しいと願います。 切なる思いでメールしてしまいましたが、気分を害してしまったなら申し訳ありません。

    • みー さま

      ありがとうございます!
      コメントをいただき、約2年前のこの記事を読み返し、改めてこんな時期があったことを思い起こしました。

      現状どうかと云えば、4歳と2歳という更に大変な時期になったと実感しています(笑)
      我慢できないイライラは確かに増えましたが、
      人間らしさが増してきた長男を見るにつけ、そのワガママっぷりも1人の人間である故だと理解できるようになりました。

      虐待のお話、実は私の妻に同じような過去があります。
      平日昼間の育児はその妻が担当しているため、正直私も妻も「母と同じ育児をしてしまうのでは」という不安がありました。
      しかし、思いのほか妻は自分を理解しているようで、我慢できない思いを子供にぶつけることも少なく(代わりにモノにぶつけたりしますが、対人より100倍マシです)この辛さもまた育児の想い出と考えて過ごしています。

      親として、充分に愛情を伝えられているか自信はありませんが、私も妻も子供達が世界一可愛く思え、大好きですね。

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