子供用の木琴「リズムポコ RP-980/XY」が本格的でおすすめなのでレビューする

 タグ ： 知育, 遊び

音楽好きなご家庭なら、小さな子供に 木琴のおもちゃ を買ってあげる場合も多いかと思います。

うちでも、子供たちには音楽に触れて欲しいと考えていて、音が良くて高価すぎないシロフォンを探していました。

長男が2歳になる前に購入したのが、リズム・ポコというシリーズの サイロフォン RP-980/XY。

安くはなかったものの、日本製の本格的な木琴で、意外なほど良い買い物だったのでレビューしたいと思います。

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低い「ラ」から始まる12音のシロフォン

RP-980/XY は、落ち着いた色合いのシロフォン（木琴）。

子供向けのおもちゃにしては、とてもしっかり作られた質の高い楽器です。

リズム・ポコ サイロフォン12音 RP-980/XY

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低いラから始まる12音の鍵盤で、豊かな音で響きが良いのが特徴です。

ラから始まる12音があれば、アンパンマンのエンディング（勇気りんりん）が弾けるし、ブルグミュラーのアラベスク なんかも弾けます！

やはり木琴は、おもちゃと言えどオクターブを超える程度の音が出ると嬉しいですね。

綺麗な木目の鍵盤ですが、これは「アフリカンパドック」という楽器によく使われる高級木材で出来ています。

ぼくのお気に入りヘッドフォン ATH-ESW9 の木製ハウジングもこの木材なんだそうです。

2種類のビーター（マレット）が付属

音への拘りなのか、先端が木製とゴム製の2つのマレットが付属しています。

鋭く響く木製マレットと、優しい音のゴム製マレット。
大きな音が出せない環境や時間帯は、ゴム製が良さそうです。

同じメーカーから、 KP-430/XY という8音の木琴 が出ているのですが、こちらはマレットがあまり丈夫ではない（持ち手がプラスティック製）ようです。

またシロフォン本体は、子供が弾きやすいように、手前が低くなるよう角度が付いています。

ちょっとしたことですが、設計も子供に配慮されていて好感が持てますね。

正確な音程で、耳を養おう

このシロフォンを買って、最初に叩いてみたとき、 正確な音程に正直驚きました。

ラの音がピッタリ440Hz！… かどうかは調べていません が、他の子供用シロフォンに比べて各音が正確にチューニングされていると感じます。

「音が出ればいい」というおもちゃの木琴から一歩進んで、正確で豊かな音を楽しめるシロフォンですし、絶対音感の育成にも役立つ かもしれません。

絶対音感のあるぼくが思うのだから、間違いないです（笑）

…正確な音程、というなら YAMAHAの卓上木琴 だってあるのですが、これはもう子供のおもちゃとは違う「楽器」ですよね。

高価すぎず音は良さそうですが、小さな子供が踏ん付けたり、ブッ叩いたりする ことを想定した丈夫さは無さそうです。

「ド」から始まる木琴が欲しいなら

このリズム・ポコシリーズには「百貨店限定モデル」が存在します。

百貨店限定のシロフォンは、ドから始まる12音で、鍵盤がカラフルに色分けされています。

百貨店のおもちゃ売り場で探してみてください。

で、子供は気に入ったのか？

…とまあ、買った親の方が興奮してしまう くらい良い出来のシロフォン。
肝心の利用者である息子はどうなのでしょうか。

購入当時1歳4か月だった長男（せー）は、一日に何度もこの楽器を叩いていました。
たくさんの音が単純に楽しかったのかもしれません。

それもそのハズ、以前は5音しかないおもちゃの木琴しか持っていませんでした。

しかも、5つの鍵盤のうち2つが全く同じ音 という不具合（？）を抱えた駄目おもちゃだったのです。つД｀)

PINTOY もっきん

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それがこれ。
リンク貼りますが、買わない方が良いです（笑）
Amazonでのレビューもボロクソですねw

いや、息子的には「叩くと音が出る！」というだけで、充分アリ だったのかもしれません。

でも、それが通じるのはせいぜい1歳まで。

音への興味を養うためにも、音階があって簡単な演奏もこなせる鍵盤数の木琴を選びたい…。

そう考えるなら、リズムポコ RP-980XYは充分に期待に応えてくれる 知育おもちゃ なのです。

まとめ

そんなわけで、「正しい音で耳が鍛えられるね！」なんていう 親バカな期待 はともかく、長男はたくさん音が出て楽しい楽器として認識してくれたようです。

次男（ふー）はまだ5か月ですが、早く使わせたいおもちゃです。