プラレールの収納棚を簡単DIY！ レクポストでプラレール車両の収納にピッタリな飾り棚を自作する

 タグ ： DIY, おもちゃ, 片付け

長男（せー）がハマっているプラレール。

以前からプラレールの収納には困っていて、無印良品のPP収納ケース がピッタリだと考えて整理していました。

誰もが悩む「プラレール」の収納。無印良品のPP収納ケースで解決

　
そこで、簡単に取り出せて楽しく片付けられる「プラレール収納棚」を自作（DIY）することに。

ホームセンターで、棚のDIYにちょうど良い木材を見つけて、さっそく自作開始！
意外なほど簡単に、しかもかわいい飾り棚が出来たので、DIYの工程を紹介したいと思います。

スポンサーリンク

材料はファルカタ材とネジだけ！

ホームセンターの島忠まで出かけて、用意したのはこちらの材料。

レクポスト と呼ばれる、溝付き・ネジ穴付きの支柱を3本。（長さ68cm・幅5cm）
それに、レクポストの溝にピッタリ合う厚さ（1.3cm）の 棚板 を7本。（長さ60cm・幅6cm）

ネットでも同じようなものが購入できます。

アイリスオーヤマ ラック支柱 DTR-1200 (N)

アイリスオーヤマ

Amazonで詳細を見る

　
あとは、棚板を支柱に固定するためのネジ（太さ4.2mm）、転倒防止に使う金具・ネジを購入しました。

DIYに最適なファルカタ材

レクポストも棚板も ファルカタ集成材 の軽い木材です。

DIYでよく使われる木材で、柔らかくて加工しやすいのが特徴のファルカタ。
重いものを載せるのには向きませんが、今回はプラレールなのでこれで充分です。

それでも、念のため 写真のように3本の支柱を立てる形に しました。
重さで棚板がたわまないように、また棚が安定して自立するようにする対策です。

今回自作する飾り棚のサイズ

完成後のイメージ・サイズ感が分かりやすいように、3Dソフトの Blender で3Dモデルを作成してみました。

購入したレクポストの溝は7つなので、棚は7段できます。
つまり プラレールが7種類収納できる棚 となりますね。

溝と溝との間隔は9cm程度あるので、プラレールを入れても余裕がありそうです。

また、プラレールの基本は3両編成ですが、4両編成でも収納できる ように、棚板の長さを60cmにしました。
プラレール博で リニアの中間車をもらった し、4両の車両が増えてきたんですよね。

3両で約42cm、4両で約55cmなので、60cmあればなんとか収納可能です。

棚の奥行きは、棚板の幅である6cm です。
レクポストの幅が5cmなのに、棚板の方が1cm余分になのには理由があります。

1つは、プラレールの幅が4cmなので、収納のために2cm程度は余裕が欲しいこと。
もう1つは、溝が1cmあるレクポスト（支柱）を中央にも設置するためです。

組み立て開始

準備が出来たところで、早速組み立てていきます。
　

レクポストには、予めネジ穴が開いています。
これに合わせて、棚板にも ネジ用の下穴 を開けます。

面倒な場合は省略可能です。
でも、下穴加工をすると木材が密着して安定しやすい ようです。

下穴を開けたら、レクポストと棚板をネジで止めていきます。
電動ドライバーがあると、仕事が捗ります。（というか、無いとキツいです！）

棚の転倒を防止しよう

中央に立てるレクポストには、転倒防止に使う金具 を取り付けます。
　

今回は、レクポストと棚板を止めるネジ部分に、L字の金具を取り付けました。
金具の穴にアンカーなどを打ち込んで、壁や柱と固定し、転倒防止を実現する企みです。
（ネジの頭が邪魔なのは諸事情ですｗ）

奥行きが6cm程度の 薄型の棚 ですし、さらに子供が扱うものですから、転倒防止の対策はしっかりした方が良さそうですね。

あると便利なもの

ところで、今回のDIYで「あると便利だ」と感じたものを挙げておこうと思います。

• 電動ドライバー
• ゴムハンマー
• 石膏ボード用アンカー
• 水準器
• コンベックス（巻尺）

今回のように、棚の固定にネジを扱う場合、電動ドライバーは欠かせません。

垂直に、均等な力でネジを締めていくは、手動ではほぼ困難です。
時間も短縮できますし、これが無ければ作業にならないといった感じです。

マキタ 充電式ドライバドリル 12V バッテリー2個付き M655DWX

マキタ(Makita)

Amazonで詳細を見る

　
ゴムハンマーは、支柱の溝に棚板を挿す際に使用。
石膏ボード用アンカーは、転倒防止の金具と石膏ボードの壁を固定するときに使います。

水準器は、棚の水平を測って歪みをなくすために使い、コンベックスは長さを測る基本工具ですね。

プラレールの飾り棚が完成！

そんな、簡単すぎる DIYの手順を経て、ついに完成です！

手際良くやれば、時間にして30分程度でしょうか。
悩むことも少ないし、DIYと呼べないレベルの工作かもしれません。

柔らかいファルカタは 塗装をしなくてもかなり綺麗 なので、塗装せずにこのまま使用。

プラレールを収納してみると、意外なほど かわいい飾り棚 に見えてきました！

薄型で奥行き6cmと言いましたが、
中央のレクポスト（支柱）とネジがあるため、その分 棚板と壁に隙間ができます。

つまり、実際の奥行きは7cm程度。
これなら、子供でも 取り出したり・片付けたり が簡単にできますね。

中央のレクポスト（支柱）は、ストッパー のような役割もしてくれます。
車両を一番奥に置こうとすると、この支柱にあたるため、子供でもちょうど良い位置に収納できるのです。

　
…と言っても、上手に、そしてかわいく整理できたところで、まだ収納できないプラレールが山ほどあります。

実は、もう少し長いレクポストや、長さ120cmの棚板もあったので もっと高く・横幅が倍の収納棚 も実現可能でした。
それなら、18種類くらい持っているプラレールも全て収納可能だったかもしれません。

でも、子供の身長や使いやすさ、作りやすさを考えると、今回の大きさでちょうど良かったかも と感じます。

長男にも好評なので、折を見てもう1つ増やしたいと考えています。

まとめ

ということで、プラレールの収納棚をDIYしてみたお話でした。

ちなみに、今回の材料の費用は 約3,600円 でした。

この収納力の棚が、3,600円で安いのかどうかは微妙ですが、DIYの達成感と満足感は値段には換えられない ものですしね。
子供たちが喜んでくれれば、それが一番です。