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「何を残せるか」を考えながら楽しむ、子供たちとの暮らし

新築一戸建て購入から2年。家探しから購入、入居から今までを振り返る 《住宅ローン 編》

      最終更新日 2016/11/30

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住宅ローン 編

≪妻が見つけた家 編≫ からの続きです

駅やスーパーに近く、比較的閑静な住宅街。
妻が気に入った新築一戸建ての売出物件は、3,000万円を超えていました。

頭金がほぼ無しだったため、かなりキツい住宅ローンの支払いが予想できます。

それでも購入に踏み切ったのは、
養育にお金がかかる今後を考えると、この機を逃すと次はない
と思えたからなのです。

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購入を後押ししたもの

子供が出来て、家を買う。

ライフプランニングの専門家に言わせると、やってはいけない選択 だそうです。

こんな理由で家を買ってはいけない!「結婚したから」「子どもが生まれるから」

 
確かに、頭金がほぼなく、超長期のローンが続くことを考えると賢い選択とは言えません。

でも、妻もぼくも、結婚当初から 家が欲しい という思いで一致していました。
アパートの家賃と2年ごとの更新費用は、住宅ローンの月々の支払いと固定資産税と金額の差異はなかったのです。

落ち着ける家が欲しい

家の購入に向けて、相当額の頭金を貯められれば良かったのですが、事情により 4回もの引越し と長男の出産を終えたぼくたちには、資金的な余裕がありません。

そんな中、情けない話ですが 実家からの多少の援助 が得られました。

子供を育てるには手狭なアパートから、住環境の条件では理想的な新築一戸建てへ。
家は一生モノの買い物ですが、妻が気に入ったからには この機を逃すわけには行かない と思ったのです。

不動産会社との交渉

さて、購入したいという希望はうっすら伝えたものの、物件の金額は3,000万円を大きく超えていました。

手付金を払って物件を確保するにも、流石に3,500万円近い住宅ローンは 薄給の自分には不可能 ではないかと、気後れがありました。

そこで、

  • 仲介手数料 を安く出来ないか交渉する
  • 3,000万円程度に 値下がりするのを待つ
  • 売れてしまったら諦める

という3つの条件を妻と考え、ある意味 運に任せて この新築一戸建ての行方を見守ったのでした。

両手取引から片手取引へ

ここ最近、不動産業者の「両手取引」に対する風当たりが強いようです。

去年、突如不動産業に参入したSONYが、両手取引(売り手・買い手どちらからも仲介手数料を取る)を行わない手法を大々的に始めたのがきっかけのようです。

 
その前年の春、3つの条件を持って不動産会社と交渉を始めたぼくたちは、一度はこの家を諦めかけました。
数週間経って販売価格は下がったものの、仲介手数料は難しいようなのです。

価格も下がって、同じ条件で買いたい人が現れればもうこの家は買えない…。

少し寂しい気もしましたが、縁がなかったのかもしれない。
そう思いながら過ごしていたある日、不動産会社からの電話が鳴ったのです。

 
「片手でいいです。是非買いませんか?」

…今思えば、不動産会社は3月末の決算までに売上を立てたかったのかもしれません。
2013年2月のことでした。

住宅ローンの悩み

駅近の新築一戸建てを購入することを決めたぼくたちは、次に 住宅ローンで頭を悩ませることになりました。

住宅ローンの事前審査など、主な手続きは全て不動産会社に代行してもらい、銀行も決めて支払いのシミュレーション等も確認。

さあ、後は本審査を申し込もう、という段になって 変動金利にするか固定金利にするか という永遠のテーマにぶつかったのです。

住宅ローンの金利に悩む

月々の支払い金額を見て、変動を選びたい気持ちが強くなるぼくと、変動金利に不安を抱く妻。

確かに、変動金利は将来の金利上昇が見通せない以上、常に不安が付きまとうもの。
果たして、以前の家賃より安い支払いは魅力ですが、今そこに飛びついて良いのだろうか…。

実は、住宅ローンの契約当日になっても、答えは出ませんでした。

全期間固定金利を選択

そして契約当日。
不動産会社の担当者と一緒に、銀行の住宅ローン窓口で契約書類を作りながら、ぼくはまだ悩んでいました。

月々の負担が大きいのは苦しい…いや、しかし。

妻の不安な顔を思い出しながら決めたのは、全期間固定金利での住宅ローン でした。

すべては将来の安心のため

固定金利に決めてしまった後は
「うわ やっぱり支払いキツいだろ」
と少し戸惑ったものの、何のために固定金利を選んだかを再確認。

この先、金利が変動する不安に襲われることもなく、支払額が一定で将来の予定を立てやすい。

そんなメリットを噛み締めながらも、自分がしっかり稼がねばならない という焦りを感じる住宅ローンの契約でした。
 

まとめ

キートン山田「新居への引越し 編 へつづく」

 カテゴリ - 家計

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