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完全ワイヤレスなイヤホン「AirPods」が想像以上に快適! その理由を探して、ワイヤレス遍歴を振り返ってみた

      最終更新日 2018/09/11

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ワイヤーが苦手なのです。

出勤時、音楽でも聴こうとイヤホンを取り出せば、十中八九、イヤホンコードは不必要に絡みついている ものです。

絡んだコードを解くという行為に、
人生のどれほどの時間を無駄にしているでしょうか。

 
…そんな具合で、
ワイヤー = ストレス だと改めて気づかされたので、そろそろ 完全ワイヤレスイヤホン を入手しようと、ここ半年ほど最新のトレンドを観察していました。

音質や携帯性を考えつつ、いくつかのイヤホン候補を比較したものの、
結局のところ、iPhoneユーザーの私には 選択肢はひとつ しかなかったのです。
 

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私のワイヤレス遍歴

実は、私の ワイヤー嫌い は今に始まったことではなくて、遡ること24年…

そんな昔から、ワイヤーなし(ストレスなし)の生活を試みていたようなのです。

SONY WM-WX777

一番最初に購入したポータブルなプレイヤー自体が、既に ワイヤレスウォークマン でした。

そもそも、有線イヤホンのプレイヤーには目もくれて居なかったのですね…。

 
でもこのウォークマンは、イヤホンにコードがない完全ワイヤレスではなく、ちょうど今の Bluetoothレシーバー+普通のイヤホン の構造です。

当時としては先進的な無線レシーバー付イヤホンだったワケですが、レシーバーは重いし、コードの煩わしさは普通のイヤホン並だったので、意外と苦労して長くは使わなかった記憶があります。

サンコー ButterFly MP3 Player

ワイヤレスウォークマンでの挫折から 10年後。

2004年当時、隆盛になってきた「MP3プレイヤー」を イヤホン側に内蔵してしまった製品 を購入しました。

当時秋葉原に勤めていた私でも、このスタイルのヘッドホンをしている人はほぼ皆無で、スタイルとしては先を行き過ぎていたシロモノ でした。

今でこそ、この形のヘッドホンも自然に見かけますが、この頃はその形状もスペックも珍しいものでした。

 
このプレイヤー、たしかに軽量なワイヤレス…であることは間違いないのですが、
ヘッドホンを耳に当てるだけの「イヤフィットヘッドホン」で 音質があんまり だったことや、曲名表示のディスプレイがない不便さもあって、あまり満足できるものではありませんでした。

PIONEER SE-MJ561BT

そして、今から2年前くらいに、
Bluetoothでスマホとペアリングするタイプの 本当のワイヤレスな製品 を入手。

デザインもシンプルで気に入ったし、iPhoneに入れたお気に入りの曲を完全ワイヤレスで聴けるのですから、音質を除けば これでやっとストレスフリーです!

 
…とは言ったものの、こちらはヘッドホン。

オーバーヘッド型なので、ヘッドバンドはビジネスマンの髪には邪魔だし、イヤパッドの部分が蒸れて気になるし…というような ヘッドホンならではのストレス があったのです。

完全ワイヤレスイヤホンの選択肢

完全ワイヤレス

 
こうなると、もうヘッドホンではなくイヤホンで
「完全ワイヤレスとして本当にストレスのないもの」
を探すしかありません。

完全ワイヤレスにするからには、イヤホンに求める条件はこの3つ。

  • 小型軽量「手軽さ」重視
  • 何よりも「快適さ」重視
  • No More ワイヤー

 
手軽で、快適で、ストレスフリー!

これを最優先に考えているので、ワイヤレスイヤホンだけどネックバンド有り とか、完全ワイヤレスだけどネックストラップ付き というものは、今回は許されません!

 
そんな状況下で候補に挙がってきたのは、3つの完全ワイヤレスイヤホンでした。

SONY WF-1000X

ソニーの完全ワイヤレスイヤホンは、ノイズキャンセリング機能付。

デザインはかなり良いし、やはり音質に拘るならこの選択肢が最適! という気がしていました。

…でも、残念ながら カナル型イヤホンが嫌い なことと、iPhoneでの音楽再生がメインの用途なのにSONYは無いだろう(相性的な意味で)という心配から、選外となりました。

Anker Zolo Liberty

次の候補は、Amazon のレビューがとにかく高い Zolo Liberty

1万円を切る価格で音質も良いことから、高いコスパで人気を集めているようです。

確かに価格は安いけど、本当に買いなんだろうか??

参考になりそうな試用レビューを求めているとき、以下の記事が 非常に・非情に 参考になりました。

 
私が参考になった点を端的に言えば、

「お前は、イヤホンに何を求めているのか?」

ということの再確認です。

Zolo LibertyAirPods を比較して、それぞれがどういう層に向いているのかアドバイスされている良質記事なので、完全ワイヤレスイヤホンの候補にこの2つがある方は必読です!

Apple AirPods

そんなわけで、
ワイヤーがないことと、「手軽さ・快適さ」を最優先している私には、

  • 充電ケースが小型
  • ペアリングが非常にラク
  • インイヤー型で、音質はそこそこ

という AirPods が持っている特長に加えて、iOSでの管理のしやすさ が後押しとなって、他の選択肢が無くなったのでした。
 

AirPodsを選んで良かった点・悪かった点

さて、「手軽さ・快適さ」を求めて、
機能的な面や音質、デザインなどについては目を瞑って購入してしまった AirPods ですが、果たしてどれほど満足できるものなのでしょうか。

ただでさえ、耳からうどん と揶揄されるくらいのアイテムですから、満足できなかったら目も当てられません…。

良かった点

ダブルタップでの操作が快適

想像以上に快適だったのが ダブルタップ での制御です。

ダブルタップは、左右のイヤホンに別々の機能を割り振れるため、左をダブルタップで停止・右をダブルタップでトラック送り というような制御がiPhoneなしで可能になります。

聴くところによると、ダブルタップで「受電→通話開始」も可能らしいので、このダブルタップという操作系はこの上なく便利に感じました。

iPhoneの「拡張アイテム」として直感的に使える

iPhoneでの残バッテリー表示のように iOS 上で自然に管理できることや、当然ながら iPhone で使っている Lightning USB ケーブルがそのまま充電に使える などのちょっとしたことが不必要にものが増えずに有難い限りです。

ジョギングでも外れない

カナル型でない AirPods は、耳にしっかり差し込むわけではないので、どうしても不安定な印象でした。

実際のところ、通常のインイヤー型と装着感は変わりませんが、1時間程度走っても外れることはありませんでした。

 
やはり、スポーツ時の快適さこそ 完全ワイヤレスの真骨頂 な気がします。

どんなに身体を動かしてもコードが絡むことはあり得ないのですから。

 
むしろ不安なのは運動時ではなく、満員電車などで人と接触することによる脱落。

でも、コードがないことで電車の乗り降り時に「引っかかる」「絡まる」などで他人に迷惑をかけることもないですし、物理的に脱落する確率もコード有りの場合より格段に低い気がして、だいぶストレスが軽減されています。

不満な点・改善が欲しい点

電波干渉による音飛びで「沈黙のAirPods」

一方の不満な点は、敢えて挙げるなら 音飛び です。

Bluetooth での無線通信ですから、他にも Bluetooth や Wi-Fi の機器がある環境では、混線による音飛びの可能性は失くせない状況なのですね。

満員電車ではBluetoothイヤホンの音が途切れます!? – マイナビニュース

仕方ないこととは言え、
流石に 山手線などでのターミナル駅 に差し掛かったときには、ときに「音飛び」ではなく「沈黙」に変わる こともあります。

沈黙の AirPods ですよもう。壊れたのかと思うくらい。

けれど、それだけ
モバイルルーターやワイヤレスイヤホンの利用が一般的になってきたことの証。

根本的な解決までは、まだ時間がかかりそうですね。

充電ケースの「Qi規格」対応

AirPods の充電ケースは、小型で邪魔にならないサイズです。

Lightning ケーブルを挿して充電するわけなのですが、最近の iPhone と同様に ワイヤレス給電のQi規格 に対応してもらえたらさらに手軽でした。

 
気づけば、2011年くらいから Qi規格推し なんですよね。

第一世代のQi充電器を3台くらい持っているので、活かしたいだけでもありますが、やはり「置くだけ充電」は手軽さには欠かせない要素です。

 

まとめ

そんなわけで、結局 AirPods を選んだおかげで
ストレスのほとんどない音楽体験を得るに至っています。

ダサいデザインと音質には妥協している状況ですが、iPhone + AirPods の組み合わせの場合は、この妥協を充分に納得させられるくらいの快適さがあると思っています。

 
しかし、
購入した翌朝に、後輩に自慢してやろうと AirPods の話をしたら

「ああ、アレですね、耳から綿棒って言われてるヤツ」

というカウンターパンチを食らいました。

 
耳からうどん だろ(怒)

…いや、どちらにしてもダサいってことなので、うどんなら良いってワケじゃないんですけどねw

 カテゴリ - パパの息抜き

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