『アリー my Love』が好きなら『弁護士ビリー・マクブライド』(GOLIATH)を見るべきな3つの理由
最終更新日 2017/04/13
タグ : 映画
夜、子供たちの寝かしつけと洗い物、掃除と洗濯を終えるともう23時。
妻もそうだとは思いますが、家でのつかの間の休息は 就寝前の1時間程度 です。
その時間に、
Amazonで生活必需品を通販したり、Kindleで漫画を読んだり、という生活だったので
Amazonプライム会員 になって、お得感をそれなりに享受していました。
でも、年間3,900円 は少し高いかな…
と考えていたときに出会ってしまったのが、
Amazonビデオのオリジナルドラマ『弁護士ビリー・マクブライド』。
(原題『GOLIATH』)
洋画や海外ドラマが大好きな私にはたまらない内容で、プライム会員は別途料金が不要 なのです。
早速この法曹ドラマを視聴して、その魅力を考えてみました。
スポンサーリンク
怪優ビリー・ボブ・ソーントンの魅力がたっぷり
まず挙げられるのは主役である ビリーの魅力 です。
主演を務める ビリー・ボブ・ソーントン は、「怪優」として知られる個性派俳優です。
癖のある人物やダメな男を演じさせたらピカイチで、
監督・脚本・主演も務めた「スリング・ブレイド」を筆頭に、「Uターン」「シンプル・プラン」「バーバー」「チョコレート」「アラモ」などのハリウッド映画で個性溢れる演技を披露してきた人なのです。
特に、今回のドラマに通じる演技をしているのが「バッドサンタ」での悪徳サンタ。
前科一犯・離婚歴2回・アルコール依存症の強盗 という駄目っぷりを自然に演じ、悪者なのに憎めないキャラクターとしての 駄目サンタ像を確立 しました(?)。
軽快なブラックジョークを盛り込み、おふざけにも真面目にも見える演技が光っていたバッドサンタのビリーが、落ちぶれてアルコールに溺れる弁護士を演じる…。
これはもう、ビリーファンでなくとも期待が高まるというものです。
『アリー my Love』のテイストがいっぱい
『弁護士ビリー・マクブライド』の共同プロデューサーは、デビッド・E・ケリー。
…脚本も担当している彼の名に、どこか見覚えのある人も多いハズです。
そう、人気海外ドラマ『アリー my Love』を作った人なのです。
法律事務所での人間模様、法廷での対決、それぞれの恋路。
これらが交互に描かれる様子は、アリー・マクビールが活躍したケイジ&フィッシュ法律事務所を彷彿とさせます。
…とは言っても、
アリーの方は ラブコメディ、
ビリーの方は シリアスな中にジョーク有り といった感じで、作品の趣きは異なります。
法律を扱うドラマだけあって、各エピソードはいつもハッピーエンドとは限りません。
登場人物の悩みや、プライベートが窺い知れるにつれ、どちらの作品も愛らしく思えてきます。
それにしても、
アリーからビリー、マクビールにマクブライド…この韻の踏みようを見ていると、次の弁護士ドラマの主人公は チャーリー・マクバーニー でしょうかね!
ゴリアテに立ち向かうダビデの戦い
そして、最後に挙げられるのはやはりストーリーです。
原題の「GOLIATH」は、旧約聖書に登場する 巨人兵士ゴリアテ のこと。
彼と対峙するのは、イスラエル人の羊飼いダビデ。
3mもある完全武装の巨人を前に、他の者は恐れおののくだけ。
ダビデはゴリアテめがけて石を投げ、額に命中させてゴリアテを討ち取ります。
…つまり、題名が既に、力の弱いものが巨人を討ち取る 番狂わせ を預言しています。
劇中でビリーの敵となるのは、かつて自身が創業して成功した 巨大法律事務所「クーパーマン&マクブライド」。
そして、その重要な顧客である軍需企業での事件を追い、今や小さな羊飼いとなったビリーが法廷で立ち向かいます。
アルコールに頼り、落ちぶれたビリーが、
勝てる見込みのない巨大企業と巨大法律事務所にどうやって挑むのか。
タイトルで巨人の失脚が示唆されてはいるものの、単純な勧善懲悪とは行かない汚さも見ものです。
もう一人のダビデの戦い
さて、見方を変えると
もう一人のダビデ(デビッド・E・ケリー)の戦いなのかもしれない、と深読みできます。
その場合、ゴリアテとは
かつてボストンを舞台にして制作した弁護士ドラマ(「ボストン・リーガル」や「アリー my Love」)を指すのか、
ネット配信に対する 放送形態としての「テレビ」を指すのか…
いずれにしても、過去の巨大な遺産に立ち向かっている気がしてなりません。
まとめ
昨年秋に配信がスタートし、既にシーズン2の製作が決まっている『弁護士ビリー・マクブライド』。
脇を固める俳優陣も、どこかで見覚えのある実力ある顔ぶれです。
Amazonプライム会員 なら、見ておいて損は無い面白いドラマだと思います!
…ちなみに、アイキャッチ画像を作るために原題『GOLIATH』のタイトルフォントと似たものを探してみました。
フリーフォントの OSTRICH SANS が似た感じの縦長フォント。
pixabay から海辺の写真素材を借りて、タイトルを打ち込めば…
それっぽい雰囲気の画像ができました!
この記事がお役に立てたら、是非シェアをお願いします^^
こんな関連記事もあったよ
-
子供たちに教えたい「忠犬ハチ公」。いつか犬を飼うべきかもしれない
今朝、通勤中にこんなツイートを見かけました。 忠犬ハチ公死後80年となる3月8日、東大農学部キャン...
-
2015/03/04 雑記「ジワタネホ」
いつも23時過ぎに次男を沐浴させてから、洗い物とゴミ出しの準備をする毎日。 その家事の間、リビングの...
-
人間模様が子育ての教訓に。理不尽なイベントだらけの「大草原の小さな家」が面白い
「大草原の小さな家」 という、往年のテレビドラマをご存知でしょうか。 アメリカ・西部開拓時代の家族...
-
2015/09/16 雑記「幸福の選択」
子供の頃に見た忘れられないドラマに『幸福の選択』という作品があります。 「世にも奇妙な物語」の中の作...
-
2017/01/25 雑記「リハビリ」
2016年は、嫌という程いろんな事が起きて、人生でも稀なくらいイベントが集中した年でした。 職場の移...
-
おむつの臭い対策におすすめ。確実な効果の「驚異の防臭袋 BOS」なら臭わない!
こんばんわ、仕事納めの クロオ です。 やっと仕事が一区切りして、育児生活に本腰を入れられそうです...
-
長男が大好きなアンパンマンDVD「ぴかぴかコレクション」ベスト3
こんばんわ、「ジングル・オール・ザ・ウェイ」を観ながら家事を終えた クロオ です。 時期的にクリス...
-
【新製品】2015年3月12日発売 プラレール・ぼくもだいすき!たのしい列車シリーズ E233系 南武線
プラレール大好き! な少年少女の皆様、こんにちは。 プラレール超図鑑 をもう1冊買おうか迷っている...