人間模様が子育ての教訓に。理不尽なイベントだらけの「大草原の小さな家」が面白い

 タグ ： イクメン, 家族

「大草原の小さな家」
という、往年のテレビドラマをご存知でしょうか。

アメリカ・西部開拓時代の家族を描いた人気テレビドラマで、主人公である少女ローラ・インガルスを中心に、家族と街の人々との交流・葛藤・事件を描くお話です。

1975年から1982年にかけて放送されていたので、ぼくはリアルタイムに観たことはありません。

ただ、妻が
「ものすごく面白い」
と言うので、ドラマのDVD-BOXを購入し、子育ての合間に少しずつ観てきたのです。

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人間模様が面白い

ぼくは、結構な テレビドラマ好き人間 です。
※ただし国内ドラマは観ません

洋画好きなことも影響して、かつて教育テレビで放送されていたドラマから、話題になったテレビドラマまで、結構な数を観てきました。

今までに観た主なドラマ作品はこんな感じ。

• フルハウス
• 愉快なシーバー家（Growing Pains）
• アルフ
• ナイトライダー
• アリー my Love
• Xファイル
• デスパレートな妻たち
• NYPDブルー
• CSI:マイアミ
• 24 -TWENTY FOUR-
• プリズン・ブレイク
• FRINGE/フリンジ

　
太字は特に好きな作品。
シットコム（シチュエーションコメディ）から刑事モノ、サスペンスから超常現象まで、幅広く人気ドラマを観ていますが、人間模様が面白いドラマ に惹かれる傾向にあります。

そういえば最近、 「フルハウス」が20年ぶりに新作製作 という大ニュースもありましたね。

　
そして「大草原の小さな家」も、御多分に漏れず 人間模様そのもの を描いた作品。

街の人々が織り成すリアルなドラマやトラブルが、観る人をハラハラドキドキさせてくれます。

辛い家族の現実が面白い

さて、並み居る人気ドラマと比べても
大草原の小さな家ほど、暮らしの悩みや街の事件をエグった作品はありません。

それぞれのエピソードは、街の人たちとの交流を描く明るい雰囲気なのですが、過酷な西部開拓時代の実体験が原作 であるせいか、理不尽なお話や陰湿なイジメ、生死に関わる重大な事件も多いのが特徴です。

それも、本当に荒野に街を作って撮影されているため、古い西部劇のように臨場感がたまらない作品なのです。

重いエピソード

例えば、
主人公ローラの愛馬バニーが、針金の柵に引っかかり瀕死になってしまったときのこと。
「このまま苦しませるより、銃で撃って安らかにした方が良い」
という父に、何とか助けたいと すがりつくローラ。
祖父に説得を頼むものの、ローラの願いは届かず銃声だけが響く。ローラにとっては辛い不条理。

またある時は、
勉強のできるローラの姉メアリーのお話。
視力が悪く、眼鏡をかけていたメアリーは、病気のせいで突然失明してしまう。
試験を受けて先生になる夢も虚しく、メアリーは自暴自棄になってしまう辛いエピソード。

そんな、時に重いテーマの人間ドラマが西部の小さな街で繰り広げられる のです。

　
でも、救いがない訳ではなく
祖父や家族との愛を確認できたり、メアリーは盲学校の先生になるという新たな目標を見出します。

失敗や絶望から立ち直らせる家族の姿こそ、子育ての教訓 になると思うんですよね。

まとめ

…そんな、「大草原の小さな家」ですが 主人公ローラの失敗談 を中心に、楽しい日々と辛いときを描いた傑作ドラマだと思います。

特に、主人公の父チャールズを演じる マイケル・ランドン の姿が、子育て中の父にとって参考になること間違いなし。

機会があれば是非見て欲しいドラマです。

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