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【音楽のススメ】Vol.2 あまり評価されない名曲を持つヘヴィメタル・バンド「X JAPAN」

      最終更新日 2015/09/12

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評価されない名曲を持つヘヴィメタル・バンド「X JAPAN」

音楽には力があります。

「細かいことはいいから、好きな音楽聴こうぜ」

という このコーナー も第2回目。

今回も にわか知識で アーティストを紹介していきますよ!

 
2回目のアーティストは X JAPAN
なんと 20年前 に聴きまくっていたアーティストの紹介です。

最近はメディアでも流れる機会が少ないものの、評価されずとも永年お気に入りだった名曲 を紹介したいと思います。

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Voiceless Screaming

Voiceless Screaming は、アルバム「Jealousy」に収録のギターナンバー。
これ以上ない 切ないギターの奏で が特徴的な曲で、ぼくは これが X で一番好きな曲 なのです。

ギターの名手でもある TAIJI が生み出したギターの旋律は、物悲しいながらもメロディアス。
TOSHI の独特の声が相まって、“声にならない叫び” を素晴らしい響きで具現化しています。

 
多分、X を好きだと胸を張って言える人には、TAIJI が在籍した頃の曲が好きな人が少なくないと思っています。
ピアノとストリングスを安易に使って、感動的に聞こえる(売れそうな)バラード に傾倒した YOSHIKI への反発もあったりするのですが、X の中で重要なメロディメーカーは実は TAIJI であり HIDE だったと今でも考えています。

 

Voiceless Screaming
X/Sony Music Direct(Japan)Inc.

Joker

Joker は、HIDE によるロックンロール感満載の楽曲。
こちらも、アルバム「Jealousy」に収録されています。

2015年現在、広く認識されている X JAPANサウンド とはかけ離れた、HIDE によるポップなナンバーで、メンバーの新たな一面が見られる感じです。

HIDE のロックンロールには、もう一つ CELEBRATION があり、こちらも聴きやすくおススメです。

 

Joker
X/Sony Music Direct(Japan)Inc.

WEEK END

WEEK END は、アルバム「BLUE BLOOD」に収録されたものを後にアレンジした曲です。
こちらは Joker に対して、YOSHIKI によるロックンロールと捉えて良さそうな楽曲です。

発表当初とは、曲の後半のアレンジが変更されていて、静寂の中にストリングスとピアノが響かせるドラマチックな曲に変わっています。
当時はこういうアレンジが素敵に聴こえて、ストリングスの世界に乗る TOSHI の声と、直後に襲うハードロックへの回帰がカッコよく思えたものです。

 

WEEK END
X/Sony Music Direct(Japan)Inc.

Silent Jealousy

Silent Jealousy は、アルバム「Jealousy」の中の中心的な作品です。

ある種、それまでのXの集大成 とも考えられる楽曲で、クラシック調の響きと渾身のハードロック魂が融合したような曲です。
立ち位置として、ART OF LIFE の短縮版 みたいな気さえします。

YOSHIKI の創ったメロディは綺麗で聴きやすいですが、それより何より間奏こそが必聴。
ギター・ベースともにカッコいいです!

 

Silent Jealousy
X/Sony Music Direct(Japan)Inc.

X

X は、バンドとしてのXを確立させるに至った代表的な曲です。
アルバム「BLUE BLOOD」に収録されていますが、メディアで Xジャンプ をするファンを目にした方もいるのではないでしょうか。

サビ部分でファンがXジャンプをすると、周辺の街は 震度3くらいの地震 に見舞われます。(本当)

そんなこの曲の聴きどころは、ハイビートな YOSHIKI のドラムでもなく、力強く世界観を歌い上げる TOSHI の声でもなく、伸び伸びと奏でられる TAIJI のベースだと思います。

ギターパートの正確で野心的な刻みと、激しくも泣かせてくれるリードギターも然ることながら、単調でも済んでしまうハズのベースの旋律がこんなにリズミカルに弾かれることに衝撃を受けた気がします。

 

X
X/Sony Music Direct(Japan)Inc.

Say Anything

アルバム「Jealousy」の終極は、Say Anything で結ばれます。
ストリングスとピアノがメインとなる、美しいバラードです。

切ないながらも煌びやかなサウンドに、TOSHI の倒れそうな歌声。
一見華やかなバラードに見えて、悲嘆にくれた曲だったりします。

この曲の次に続くのが、別に発売された ART OF LIFE です。
30分にも及ぶ大作で、まさに Xの集大成

正直、これ以降の曲はあまり聴く気になれないのです。。。
 

Say Anything
X/Sony Music Direct(Japan)Inc.

 

まとめ

というわけで、第2回目の「音楽のススメ」は X JAPAN というか かつてのX時代の楽曲を中心に ご紹介しました。

けして、最近のバラードが大嫌いだとか、新生X JAPANを認めないとか、そういうことではありません。
でも、デビュー当時の5人が競ってアレンジしながら創り上げていた頃の楽曲の方が、作品への想い が痛いほど感じられるのです。

Xを聴いていたのは中学2年生の頃。
文字通り 中二病 を発症して、ENDLESS RAIN や ART OF LIFE をピアノでかき鳴らしていた ものです。
今聴いても、素敵な曲は変わらないと思えるXの紹介でした。

さて、次回はどんなアーティストを紹介しようかな!
…またまた、完全な趣味の記事でした。

 カテゴリ - 音楽のススメ

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