2015/05/18 雑記「お互い様」

 タグ ： ストレス, 家事, 家族

洗い物をして、お風呂を洗って、排水口を磨いたり。
家事を進められた日には、時折、妻から「ありがとう」と言ってもらえることがあります。

以前なら、遠慮がちに「いえいえ」と応じていましたが、最近「感謝されることでもない」と感じています。

何しろ、その洗い物の時間に、
妻は子供に付き合って全力で遊んだり、その合間に掃除や洗濯をしたりと、恐らくは ぼくよりキツい量の育児と家事をこなしている からです。

それでも、妻の思いやりが「ありがとう」という言葉にするのでしょう。

仕事・家事・育事（育児）

今は専業主婦の妻は、
仕事ができる人 だったこともあって、家事もそつなくこなします。

ただ、平日昼間はこれに育児が加わるわけで、
「育事」という仕事だと考えると、妻は 「家事」「育事」という2つの業務を兼務している ことになります。

つまり普段から業務が多い状況で、
家事と育児を夫婦で 分担できるのは夜間と週末だけ という事実があるのです。

この表から分かる通り、
本当なら、休日に家事も育児もこなして妻を解放するくらいでなければ、仕事量は吊り合わないのです。

仕事と、家事・育児とを同じ負担と捉えるのには反論がありそうですが、育児を積極的に担う男性ならその重みが分かる気がします。

　
子育て世帯では、よく「自分の時間がない」という嘆きを耳にします。
でも、それはお互い様ではないでしょうか。

むしろ、夫婦ともに時間を捻出できる家庭は本当に凄いと思います。

　
もし、「自分の方が相手より楽かもしれない」と感じたなら、少しでも相手の負担を緩和してあげませんか？

必要なのは思いやり。
お互いに忙しく時間がないからこそ、相手の負担を考えてみたいところです。