子供たちに教えたい「忠犬ハチ公」。いつか犬を飼うべきかもしれない
最終更新日 2015/02/20
今朝、通勤中にこんなツイートを見かけました。
忠犬ハチ公死後80年となる3月8日、東大農学部キャンパス内に新ハチ公像が完成する。飼い主の故上野英三郎博士に飛び付く姿が銅像でよみがえる。日本に農業土木学を創設した博士の没後九十年にもあたる。よかったな、ハチ公。博士にやっと逢えて。 pic.twitter.com/R8rd94OYMc
— ひでらっくす@吟遊呑助 (@hide_luxe) 2015, 2月 8
もちろん、何故か 画面が歪んで見えなくなりました。
やっと逢えた嬉しさから、笑顔で上野博士に飛びつく姿。
実際のハチも、人懐っこくよく人に飛びついてしまったようですから、とても素晴らしい出来栄えのハチ公だと思います。
サラリーマンが朝っぱらから涙目になるくらい、いい話ですな!
忠犬ハチ公と上野博士の新しい銅像にネット上が感動の嵐 「嬉しそう」「会えてよかった」 | AOLニュース
ところで、あなたの家では犬を飼っていますか?
…うちには、ペットが居ません。
でも、ぼくも妻も子供の頃に犬を何匹も飼っていた犬好き人間。
ハチ公のお話のような、動物の切ない話題になると、2人とも号泣必至 なのです。
スポンサーリンク
もくじ
オリジナルの映画「ハチ公物語」
日本人なら、おそらく知らない人はいない「忠犬ハチ公」。
美談に対する批判はあったとしても、ハチが飼い主の上野博士に懐いていたのは間違いありません。
教授に会えなくなってから10年近くも、毎日のように渋谷駅に通い続けたのですから。
日本映画の「ハチ公物語」。
もしかすると、観たことのない方もいるかもしれません。
悪いことは言いません、必ず観るべきです。
いつか、子供たちが「忠犬ハチ公」について知りたがったときには、必ずこの映画を一緒に観たいと思っています。
リチャード・ギア版「HACHI 約束の犬」
そして、我らが(?)リチャード・ギアの「HACHI 約束の犬」。
映画の脚本を読んだ彼も、涙が止まらなかったといいます。
残念なのは、アメリカで公開されなかったということでしょうか。
実は、「HACHI 約束の犬」の方はまだ観ていません。
号泣するのが分かっているので、ぼくも妻も敢えて敬遠しているうちに、子育てで忙しくなってしまいました。
後日、この記事にレビューが追加されたなら、ぼくがこの映画を観た証拠です。
リチャード・ギア大好きなので、追加される日も遠くないと思います。
飼い犬の想い出
ぼくも妻も、犬を飼って様々な体験をしてきました。
一緒にじゃれて遊び、走り回り、時には意地悪をしたり、逆に咬みつかれたり。
迷い犬を保護したり、家で出産の現場を見たり、ある日家の都合で貰われてしまったり、亡くなってしまう瞬間に居合わせたり。
ぼくの場合、父が犬好きだったために3度も犬を飼う機会に恵まれて、それぞれに想い出がいっぱいあります。
初めて飼った迷い犬・チビ
白い雑種のチビ(♂)は、迷い犬でした。
怯え気味に自宅周辺をさまよっていたところを、牛乳を与えて保護したのでした。
ぼくがまだ5歳くらいだったと思います。
チビとの思い出は曖昧ですが、犬小屋を作った記憶があります。
でも、ある朝、何か毒を食べて亡くなってしまいました。
今となれば、何となくどういう状況だったのか想像できますが、当時はただただ 悲しくて号泣したのを覚えています。
父に懐いたシェパード・ジョン
大型犬のジョン(♂)は、父の趣味で飼われたシェパードでした。
父にだけはよく懐いて、父が帰宅する頃には子供のようにクンクン鳴きました。
8歳くらいだったぼくは、ジョンにとって格下の存在だったのでしょう。
一度ちょっかいを出して、手を咬まれたことがあります。
彼は血を吐いて亡くなりました。
壮絶な死の現場に居合わせたのはぼくでした。
いつも一緒に遊んだコロ
コロ(♀)は父が知り合いから貰ってきた犬でした。
コロが小さいうちは、よく一緒に走り回って遊びました。
時々、近所に散歩に行ってこっそり帰ってしまうイタズラをしましたが、気づくや否や 逃げるぼくに猛スピードで追いついてきました。
その表情は活き活きしていて、いつも一緒に遊ぶ友達のような存在でした。
彼女は、程なく4匹の子供を産みましたが、子供と共に貰われてしまいました。
いつか犬を飼うべきかもしれない
こうして思い出してみると、飼い犬との思い出には悲しい出来事も多かった気がします。
でも、いつ振り返っても 犬を飼っていて良かった と思えるのです。
飼い犬と一緒に過ごしたことで、きっと様々なことを学べたからだと思います。
感情豊かになる
犬はたいてい頭を撫でると喜びの表情を見せます。
愉しいときははしゃぎ、嬉しいときは飛びつき、つまらないときは臥せて落ち込みます。
そんな犬と過ごしていると、無表情では居られません。
一緒に遊んだり、芸を褒めたりしながら、感情を共にして一緒に成長できる 気がします。
面倒を看ることを学ぶ
エサをあげたり、躾を教えることは、子供本人にもプラスになることです。
生き物の世話をすることで、責任感や思いやりの心が芽生えるかもしれません。
命の尊さ・大切さを学ぶ
飼い犬との別れの度に、悲しくてたくさん泣きました。
生と死がどんなものか、漠然としか分かりませんでしたが、子供心にも気づくことがたくさんあると思います。
まとめ
ということで、「忠犬ハチ公」の話題があったので、犬を飼うことについて考えてみました。
二歳差兄弟である息子たちには、思いやりのある人に育って欲しいという思いがあります。
犬と触れ合って育つことがその一助になるなら、いつかと言わず犬を飼うことを真剣に考えようと思っています。
この記事がお役に立てたら、是非シェアをお願いします^^
こんな関連記事もあったよ
-
2015/03/04 雑記「ジワタネホ」
いつも23時過ぎに次男を沐浴させてから、洗い物とゴミ出しの準備をする毎日。 その家事の間、リビングの...
-
『アリー my Love』が好きなら『弁護士ビリー・マクブライド』(GOLIATH)を見るべきな3つの理由
夜、子供たちの寝かしつけと洗い物、掃除と洗濯を終えるともう23時。 妻もそうだとは思いますが、家で...
-
失くした長ぐつを捜した夜。いつか想い出となる大切なもののために
「今まで、ありがとうございました」 お世話になった靴や、着られなくなった服とお別れするとき、妻はそ...
-
昨日あった、忘れたくない瞬間のことを淡々と書く
こんばんわ、家事を終えた クロオ です。 明日の東京は、再び雪の予報が出ています。 そんな日に限っ...
-
涙が出そうな長男の成長。弟を仲間と認識したのか優しく接し始めた
最近、長男(せー)の様子が変わってきました。 「どこかおかしい」とかそういうのではなく、心の成長と...
-
人生で一番大切にしたいもの…吉田山田の「日々」はイクメンにこそ泣ける歌
このブログでは、よく 泣ける動画 を紹介していますが、今日は「泣ける歌」の紹介です。 吉田山田の「...
-
2歳長男に腕時計を。時計店で買ったのは、赤い時計と一生の想い出だった
昨年の夏から腕時計をし始めたぼくを見て、2歳の長男(せー)も時間を見るフリをし始めました。 腕を伸...
-
もうすぐ3歳…未だにほとんど話せない長男についての悩みともどかしさ
長男(せー)は明るく、愛嬌のある子供です。 少し慎重すぎたり、ここのところ風邪の度に喘息気味で 心...