見知らぬ年長者の心遣い。嬉しさと不甲斐なさを感じたパパの週末
この頃の週末は、長男(せー)と次男(ふー)を連れて、丸一日遊びに出かけます。
そうすると、妻は
家事を進め・買い物を終わらせ・夕食の準備までできるので、子育て世帯の生活が捗る ようです。
ときには、
こんなことを言われてしまい(笑)、
家事の苦手な夫に価値はないのかと凹んだりもします。
それでも、妻の気遣いなのか
「子供たちと出かけてもらえると助かる」
というので、いつもの電車でボーネルンドやら京王れーるランドへ出かけるのでした。
そんな外出先であった、小さなお話。
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温かい眼差しの年長者
子連れで電車に乗ると、迷惑がられることが往々にしてあるもの。
できるだけ空いている車両を選んで、邪魔にならないようにベビーカーで乗り込むものの、子供たちがグズり始めたらアウトです。
幸い息子たちは電車では本当に静か。
行儀が良くてニコニコするため、よく年長者の方々から温かい眼差しで見ていただけます。
(その一方、内弁慶で困っていますが…)
そんな視線に恥じまいと、
さも当たり前のように長男を片腕に抱き、次男をベビーカーに乗せて過ごします。
昼寝のタイミングによっては今度は次男をおんぶしたりと、電車内では体力勝負が続いたりするのです。
やさしい心遣い
さて、終点に到着していざ抱っこ紐を使おうとしたとき…
エルゴのバックルが留めにくい!
…という 非情 事態が発生。
ぼくの前に座られていたご婦人は、終始にこやかに子供たちを眺めていました。
でも、ぼくが次男をエルゴに入れ、バックルを留めるのに苦戦しているのをを見かねたのでしょう。
無言で 首の後ろのバックルをパチンと留めてくれた のです。
「ありがとうございます! 本当に助かりました…」
ご厚意に慌てて感謝を伝えましたが、少し複雑な、情けないような気持ちが頭をもたげてきました。
不甲斐ない気持ち
エルゴのバックルは、本当に留めにくいです(言い訳)。
自分では見えない、首の後ろで留める部分が。
でも、そうだとしても
抱っこ紐ひとつ満足に使えない父親 のようで、不甲斐なさを感じます。
助けてくれたご婦人から、
「お父さんだもの。慣れない子守りだから仕方ないね」
と思われていたなら、情けない気がします。
(まあ、事実なので仕方ないのですが)
まとめ
…とそんな具合で、最近使い始めたエルゴへの不満が明らかになったわけですが、妻が言う
「面倒看るのは誰でもできる」
程度のことは、父親として難なくこなしたいものです。
不甲斐ない気持ちになったのは、
ただの 体力勝負程度 の子守りですら、他人の手を借りてしまったから。
「慣れない父親」として甘えてはいられません。
せめて抱っこ紐くらいは当たり前のように使いこなさねば、と思ったのでした。
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