2015/02/26 雑記「傘をさす習慣」

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東京地方は本日雨の予報。
通勤電車には、傘を持った人が多く見られます。

ぼくもご多分に洩れず傘を持参しましたが、ずっと気になっていたことがあります。

それは、
雨だから傘をさす
という条件反射的な習慣です。

よく知られているように、
雨の時に傘をさす習慣がこれほど一般化しているのは、日本だけです。

外国人から見れば、「何でいちいち傘を持つことにこだわるのか」と奇妙に映るでしょう。
何しろ、ほんの少しの雨でも皆が傘を開くか、持ち歩いているのですから。

このことに関する面白いコラムがありました。

傘をさす日本人、ささない外国人 ｜ 虫めがね

おそらく、湿り気の多い気候や、時に何日も雨が降り続く天候や、日本人の性格も影響しているものと思います。

でも、ぼくのように 雨だから傘を開いただけ と、あまり考えずに傘をさしていた人も居るのではないでしょうか。

え、ぼくだけ？

酔生夢死

無意識に傘をさすという、習慣化された行動を調べていると、酔生夢死 という四字熟語を見つけました。

酔生夢死（すいせいむし）

何もせずに、むなしく一生を過ごすこと。
生きている意味を自覚することなく、ぼんやりと無自覚に一生を送ること。
goo辞書 より

何となく過ごしていたり、意義を考えずに習慣化していることが多い毎日。
物事をよく考えて過ごしたいな、改めて思いました。

だいたい、傘を持ってきたところで、いつも駅の地下通路やアーケードを使うぼくは、雨に濡れる機会などほとんどないのですから。
　
…ところでこの「酔生夢死」ですが、本来は前後に文章があって、より深い意味があるようです。

面白い考察を発見したので、お時間がある方は是非。

酔生夢死とはなにか ｜ たこつぼ通信