今までに経験した3つのアルバイト。実際に働いて学んだことを覚え書き
次男(ふー)が幼稚園に入学した今年。
幼稚園の月謝だけでも月3万円の出費が増えるのに、時を同じくして 固定資産税の軽減措置が終了する という悲劇が…
住宅購入から丸3年が経過して軽減措置が終了(戸建て住宅購入の場合、軽減措置は3年間)。
それまで年間8万円程度で済んでいた固定資産税が、11万超になるわけです。
いやもう、普通にアルバイトでもするしかないか…
と仕事を探してみたものの、限られた時間で今さら何ができるだろうな~と考えてしまいます。
とりあえず、今まで経験した 数少ないアルバイト を書き出してみて、今後仕事をする上での参考にしようと思います。
(…と言っても、守秘義務もあるため一般的な範囲での感想になりますが)
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テレビドラマのエキストラ
大学時代から、今に至るまで断続的に行っているアルバイトが エキストラでのテレビ出演 。
決められたスタジオまたはロケ場所で、4時間~7時間拘束されてドラマ・バラエティ番組・CMなどの撮影に参加します。
ドラマの場合は、通りすがりのサラリーマン、カフェに居合わせたカップルなんかを自然に演じていればOK。
バラエティ番組になると、ときに 顔出しでコメントを求められたり します。
良かった点・悪かった点
想像に難くないと思いますが、エキストラの仕事は 芸能人やドラマに興味がある人には非常に楽しい 現場です。
自分が出演した(通りすがり風で写った)映像作品が残りますし、暇な時間にはタレントさんと話すことだってあります。
それに、エキストラ仲間の職業は様々で、話すことで世界も広がります。学生・サラリーマン・芸人・美容師、それに 弁護士 なんて方も居ました。
一方で、アルバイトとして考えると不満な点は
- 拘束時間が読めない
- 待ち時間が長過ぎる
- 時給が低すぎる
の3つです。
もっとも、
「芸能人に会える!」「仕事自体はラク!」
ということを考えれば、決して悪いことばかりではないのですが、稼ごうと思ったらこれほど非効率な仕事はありません。
私の事務所の場合は、時給が田舎のコンビニ以下と思われる額で、交通費は支給されませんでした。
タレントさんのスタジオ入りが遅れることで、スタッフ・役者・エキストラ等みんなで深夜まで待ちになることもありましたし、時間やお金に余裕のある人向けの仕事 だなあ…と感じたものです。
学んだこと
挨拶は、朝から晩まで「おはようございます」。
和菓子・洋菓子店の販売スタッフ
知り合いのツテで大学時代に始めたのが 菓子店の販売スタッフ 。
私が勤務したお店では、和菓子も洋菓子も扱っていて、どちらも単品販売より菓子折りギフトが重視される店舗でした。
和菓子やケーキの単品販売は、笑顔で元気よく接客できれば乗り切れますが、菓子折りとなると気の遣い方が多少変わってきます。
洋菓子は主に キャラメル包み 、和菓子は 斜め包み と決めて、手際よくキレイに包装を行わなければなりません。
ときには、のし紙の表書きや名前書きを依頼され、それこそ美文字を以って応じなければならないのです…。
良かった点・悪かった点
接客そのものだけでなく、店舗運営をする側の心構えや商いの姿勢を知ることができた のは大きな収穫でした。
というのも、店長家族と親しくなったこともあって、商品の搬入搬出・新店舗出店時の手伝い・チェーン店への応援など、多くの仕事を学べたことは非常に有意義でした。
他方、不満な点があるとすれば
- 繁忙期が忙しすぎる
- 最初は、コミュ障にはキツい
くらいでしょうか。
お中元・お歳暮・クリスマスといった時期の数日間だけは、
今何時なのか、今何の仕事をしていたのか
と気が遠くなるくらい、回転が速くなる瞬間があります(笑)
けれど、考えてみれば
そんな中でもお客様に喜んでもらえる接客を心がける「やり甲斐」もあるわけで、ラクな仕事ではないけれど不満とは言い切れませんね。
それよりも当初苦労したのは、コミュ障なので笑顔で声が出せない というものでした。
仕事に慣れるまでは、小さい声での「いらっしゃいませ〜」ばかりになってしまい、気持ちのよい接客ができませんでした。
顔が熱くなり、声も出なくなり、言葉が詰まるあの感覚…
これを仕事中ずっと繰り返すのですから、最初は苦痛そのものでした。
けれど、口角を無理に上げて笑顔にすることを心がけ、苦手な挨拶も繰り返していると…コミュ障でも慣れてくるんですね。
お客様とも自然に話せるようになるし、スタッフ同士での話も苦ではなくなってきます。
こういうことが出来るようになったと考えれば、不満な点というより、むしろ 接客のバイトに感謝しなければなりませんね。
学んだこと
コミュ障は、訓練で改善する。
日雇い派遣スタッフ(軽作業)
大学時代と卒業後に就職するまでの間、お金が必要になったときに使った 日雇い派遣 。
募集時には「軽作業」「かんたんな作業です!」のような求人広告だったと思うのですが、実際に働いてみた中では かんたんな作業で済んだ記憶がありません 。
事務所移転のための清掃、引越業者のアシスタント、オフィス移転の搬入・搬出など、私が登録していた派遣会社で割り振られた仕事は、力仕事がメインでした。
良かった点・悪かった点
短期のアルバイトの場合、「当日支払い可能」の場合もあって、働いてすぐにお金が入ってくる点に助けられました。
それに、そもそも時給が高めなので、力仕事とは言え しっかり働いた分しっかり稼げる という感覚が強かったです。
不満な点が考えられるとすれば、
- 体力勝負なので疲れる
というくらいでしょうか。
こういう仕事の場合、体力勝負を覚悟の上で「稼ぎに来ている」ので、不満というより仕方のないことです。
「1日中、部屋の壁紙を剥がすだけ」なんていうラクな仕事もたまにはあるので、ケガに注意して丁寧に働けば良いのだと思います。
学んだこと
「軽作業」は、けっして軽い作業ではない。
まとめ
そんなわけで、これまでに経験したアルバイトを振り返ってみました。
生活費に困ったとき、欲しいものがあるとき、時間が余っているとき。
アルバイトでの経験は、おそらく人生の糧になるものです。
就職に有利に働くこともあるし、自分に自信を持てるようになるかもしれません。
私の場合は間違いなく、接客業がコミュ障改善のキッカケ となった気がします。
今は家計のために必死に稼ぐことが喫緊な我が家ですが、
一段落したら自分の欲しいもの…
素敵な写真が撮れる明るいレンズや、男の腕を彩るカッコイイ腕時計なんかを買えるように、本業もアルバイトも頑張らなければと思うのです。
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