2015/02/22 雑記「一と言うたら二と悟れ」
最終更新日 2015/04/20
ぼくは「察し」が致命的に悪いようです。
頭が働いていないというか、あまり考えずに過ごしているというか。
子育て中は夫婦共にイライラが多いのが常態化していますが、察しが良いとトラブルが防げるものです。
特に苦手なのは
「言動から察すること」
がなかなかできないのです。
例えば、妻が一言「疲れた~」と言って、ぐったりソファーに腰掛けたとき。
(ああ、疲れてるんだ、じゃあいろいろ手伝わなきゃ)
そのくらいは考えが及ぶんですが、そこまでなのです。
「長男(せー)と遊ぶの大変だもんね~」
そう返答した瞬間、睨む視線を感じて
違う…
と思い知りました。
しかも、その場には長男も居るのに、
言ってはいけないことを口走ったと後から思い当たりました…。
2つの間違い
この会話の中で、ぼくは2つの間違いをしています。
1つは、疲れた原因を間違えたこと。
もう1つは、長男も聞いている状況で「お前と遊ぶのは疲れる」と発言したことです。
本当の原因は、妻の「血の不足」でした。周期的なアレで。
しかも、これは察するかどうかではなくて、昨日そういう状況だと話をしていました。
単に忘れていただけなんですね。
さらに、長男と走り回って遊んでいた妻を労おうとで、「大変だもんね」と声をかけたのに、その発言を聞いた長男を傷つける要素を孕んでいたという…。
忘己利他
…普段ぼくは、時間が自由に使えなくても「ある程度我慢しないと」と思って生活しています。
やらなければいけない育児・家事も、要領は悪くても可能な限り手伝いたいと思っています。
妻は、毎日多くの時間を子育てに費やして、自分の時間がありません。
育児・家事を分担しないと、さらに妻の負担が増えてしまいます。
「忘己利他」の考え方で、夫が家族を幸せにしなければ。
忘己利他(もうこりた)
自分のことは後にして、まず人に喜んでいただくことをする、それは仏さまの行いで、そこに幸せがあるのだという言葉です。つまり我欲が先に立つような生活からは幸せは生まれないのだということです。
忘己利他 | 天台宗
でも、育児参加や家事の分担は当たり前のこと。
それだけではなく、「一と言うたら二と悟れ」を肝に銘じて、せめて家の中だけでも察しの良い夫でありたい と反省したのでした。
この記事がお役に立てたら、是非シェアをお願いします^^
こんな関連記事もあったよ
-
2015/03/15 雑記「忍之一字」
二歳差育児に限った話ではありませんが、育児は忍耐を要するもの。 昨日は、辛そうな妻を見ていて 家事の...
-
2015/06/08 雑記「面倒看るのは誰でもできる」
妻の負担を減らそうと、子供たちを連れて丸一日外出していた土曜日。 長男(せー)を鉄道のイベントに連れ...
-
長男の「あいうえお記念日」。特訓の成果に喜びながら「本当は辛い一日だったのに」と妻が泣いた
昨日4月20日は、長男(せー)の「あいうえお記念日」となりました。 会話はほぼ全てを理解しているも...
-
2015/02/27 雑記「泣く子は育つ」
次男(ふー)は本当によく泣きます。 長男(せー)の面倒を看てから、と順番を待たされているので、主張し...
-
週末の「料理当番」を交代したら、ぼくも妻も育児・家事が楽になった話
世の多くの イクメン と比べたら、ぼくなぞは「イク」どころか「イ」くらいのもの。 何せ、平日の育児...
-
2歳児に口うるさく「駄目」と叱ってしまう…父親としての反省と悩み
仕事から帰宅後は、できるだけ2歳長男(せー)と時間を共にしています。 一緒に夕食をしたり、お風呂に...
-
「美しい笑いは、家の中の太陽である」育児ストレスが限界なとき、思い出したい3つの名言
言うまでもなく、育児のストレスは本当に凶暴です。 二歳差育児になって、子育てはこんなにも苦行なのか...
-
「大変ね」「エラいわね」…二歳差兄弟と外出中に褒められると感じるパパの本音を全部書く
休日の男の育児…それは、本当の育児と呼べるものではなくて、妻の負担を減らすためだけの手伝いに近いも...